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地域の公立小学校に特別支援学校判定の子が入学した場合

① おトイレの自立について


突然どうしたの?!ってお思いですか?


実はこれ、最近立て続けにご質問頂いたんです。


特別支援学校を選ぶか、地域の公立小学校を選ぶか。

何がどう違うのか?


なので、今回は、私が9年間小学校で支援員をしてきて、実際に見てきた

『特別支援学校に入学することが相当する』という判定が出ていたお子さんが

公立小学校の支援学級や通常学級に入学した場合、実際にどうなったかを書いてみます☺️


結構、シビアなことなので「今読んだら傷つくかも💦」という方は飛ばしてくださいね

m(--)m


まず、1つ目。おトイレの自立が出来ていない子について。


おトイレでの排泄は出来るけど、自分でお尻をふけないというお子さんについては、そのお子さんが支援級であった場合は、入学当初は支援級の担任の先生がふいてくれることもあります。

でも、GW明け頃までには自分でふけるように指導されますし、「ご家庭でしつけされてくださいね〜」という感じで要求されます。


通常学級だった場合は、見たことがありません。


で、問題なのは、そもそもおトイレの自立が全く出来ていないお子さんの場合。

今までに、支援級で2人。通常級で1人。オムツで入学してきたお子さんを見ました。


通常学級のお子さんの場合は、替えのオムツと共に、保護者(お母様)から、丁重なお手紙が担任の先生に届けられました。

が、地域の公立小学校は、あくまでも教育の場であり、しつけをする場所ではありませんとの趣旨の元、学年主任の先生が保護者とお話しされました。

その内容は「オムツに排泄(大の方)をしてしまった場合、すぐに保護者に報告し、対応してもらう」と、いうことでした。


支援級のお子さんの場合。

1人目は、緊張のせいもありましたが、学校ではおしっこも出来ず(出ない)。

初めて学校でおしっこ出来たのが、6月でした。

支援級におトイレがあったので、そこで練習することができました。←ただし、これは、私の同僚支援員に、25年保育士をしていたよという方がいたために出来たことです☺️


2人目は、おしっこは問題ありませんでしたが、大便の方が......

そもそも、極度の便秘で、1ヶ月近く出ないこともしばしば。なので、水分だけが漏れ出てしまったりするためにオムツでした。

それでも、まれにお漏らししてしまった場合は、保健室でシャワーをしたりして対応しています。

その場合は、全て本人がやり、大人は見守ります。


通常学級であっても、支援学級であっても、地域の公立小学校である限りは、教育が最優先。

そのため、しばしばお漏らしやオムツ替えなどが発生する場合し、尚且つ、改善が見られない場合は、常に、支援学校への転校を勧められています。


なぜなら、担任の先生がお漏らし処理にかかっている間、他の児童の学びの時間が奪われるからです。


そのために支援員がいるのでは?と、思われがちですが、現在、どの学校も支援員は足りていません。


支援員は、対象児童の安全を守ることが最優先なので、他の児童に体育などが入っていた場合、まず、お漏らしの対応は出来ません。


なので、入学前にオムツは卒業しておくことが大切になりますね☺️


次回は、給食について書きますね🌷



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